日本大学は国内最古に設立された私立大学の一つとされ、通信教育部も約60年の歴史を誇る、大学通信教育の草分け的存在とされています。
通信制大学で学びたいと思っている方の中には、そんな日本大学通信教育部への入学を考えている人もいるでしょう。
とはいえ、そこで気になってくるのが、日本大学通信教育部の評判や口コミですよね。
当記事では、日本大学通信教育部の評判や口コミについて書いていくので、入学を考えている人や興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
なお、日大通信の偏差値や入試方式に興味のある方は、以下の記事もご覧ください。

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日大通信教育部の良い評判
学費が安い
節約術の話でいうと、通信制の大学もコスパが良いと思う。
自分は日大の通信制に籍を置いてるけど、学費は年に12万円で対面講義1つとるごとに1万円追加という料金設定。
まぁ、これで卒業できるかは知らないけれど、大学生であることでサークルとか関東学連に入れてるし新聞奨学生でいられる。
— ひよこ (@net_kanno) 2018年8月21日
日本大学通信教育部は日大の通学課程よりも学費が安いです。
【日本大学通信教育部 1年次学費内訳 ※日本大学通信教育部公式サイトより引用】
内訳 | 納入金(年額) |
選考料 | 10,000円 |
入学金 | 30,000円 |
授業料 | 100,000円 |
補助教材費 | 5,000円 |
交友会費 | 3,500円 |
合計 | 148,500円 |
また、単位数により上限はありますが、日本大学通信教育部の授業で利用するテキストは無料で配布されます。
なお、2年次になれば、上記納入金から選考料と入学金は必要なくなるので、更に学費は安くなります。
経済的に通学課程の大学に通えないと悩んでいる方は、日本大学通信教育部への入学を視野に入れておくことをオススメします。
立地が良くて便利
日本大学通信教育部のキャンパスは東京の市ヶ谷駅から徒歩3分のところにあります。市ヶ谷駅というと、中央・総武線や有楽町線、南北線が乗り入れしており、非常に利便性の高い駅です。
また、日本大学通信教育部は法学部のキャンパスである水道橋にある三崎町キャンパスでも授業を行います。三崎町キャンパスは、水道橋駅からおよそ徒歩3分のところに立地しており、こちらも利便性が高いです。
市ヶ谷も水道橋も学生街の面を持ち、多くの学生が集まり活気に溢れています。
都心の中心でありながら、学生気分が味わえる日本大学通信教育部の立地条件は、在学生にとって好評を得ているようです。
通学中心でも学べて学生気分が味わえる
日本大学通信教育部の特徴は、通学中心で学べることにあります。
一般的に、通信教育は在宅学習を中心に行われます。しかし、日本大学通信教育部は、昼間スクーリングという年間通学コースを用意しています。
日本大学通信教育部の昼間スクーリングは、火〜金曜日の9:00〜17:50の時間帯で5時限実施されています。
つまり日本大学通信教育部の学生は、通学生と同様、朝から夕方までの時間帯にキャンパスで授業を受けることができるのです。
そのため、一部の口コミでは、日本大学通信教育部を「なんちゃって通信制」と評するものもありました。
サークル活動が盛ん
日本大学通信教育部は、昼間スクーリングにより通学中心で学べるためか、サークル活動が他の通信制大学と比べて盛んです。
【日本大学通信教育部公認サークル】
- ミュージック研究会
- 日大通信テニスサークル
- キネマカルチャー研究会
- 野球同好会
また、日本大学通信教育部の公認を受けていない非公認のサークルも学内にはありますので、課外活動に興味のある方はそちらのほうもTwitterなどから調べてみるといいでしょう。
なお、日本大学通信教育部の学生は、通学課程のサークルに参加することもできます。
規模の大きさを味わえる
日本大学通信教育部に入学すると、日大の規模の大きさを味わえます。
日本大学通信教育部の入学式と卒業式は、他学部の学生と同じく武道館で行われます。
日本でも有数の学生数を誇る日本大学の行事ですから、その規模に圧倒される学生もいるのではないでしょうか。
日大通信教育部の悪い評判
地方スクーリングの回数が少なくて不便
>地方スクを増やすとかかもしゅうを土日で8科目受けれるようにするとか
大賛成です!
地方スクは回数も科目も少ないですよね。せめてスク必修科目だけでも地方で年1回は開催して欲しい。あと、郵送やめて手続きをwebで出来るようにしてもらいたいです。
— iino@日大通信 (@tiger16633667) 2019年5月27日
日本大学通信教育部の地方スクーリングは、東京で実施されるスクーリングよりも回数が少なく不便であると在校生の方から不満がでています。
日本大学通信教育部の公式サイトで各種スクーリングの実施回数を調べてみると、たしかに地方スクーリングは東京のスクーリングに比べ少ないです。
たしかに、地方スクーリングでの少なさを補うため、日本大学通信教育部はオンラインで実施されるメディア授業を取り入れています。
そのため、地方スクーリングの少なさが直接学業の成績に直結することはありません。
とはいえ、対面での授業とモニター越しでの授業では臨場感が断然違います。また、対面での授業では、講師の方や他の学生とのコミュニケーションを楽しむことができます。
同じ授業でも、オンラインで実施される授業と対面授業とでは、どうしても得られるものに差が生じてしまうでしょう。
レポートは手書きで面倒くさい
日本大学通信教育部では1,600~2,000文字のレポートをすべて手書きでなければなりません。
個人的に、21世紀にもなって手書きでレポート書かなくてはならない決まりには驚きましたが、「学習の定着のため」というのが日本大学通信教育部の言い分のようです。
普段から字を書く習慣のある学生なら特に問題はなさそうですが、普段から字を書く習慣のない学生にとっては、面倒な決まりといえるでしょう。