ホラー

トリツキは思いのほか好印象なC級オムニバスホラー

ホラーオムニバスのトリツキは思いのほか悪くなかった!

どんもー!あさひです。

この前、Amazonプライムを何気なく見て回っていると、他作品と比べて著しくレビュー評価が低い映像作品があり、思わずクリックしてしまいました。

その作品は『トリツキ』というオムニバスホラーです。

トリツキ

  日常生活に潜む霊に取り憑かれる恐怖を描いたオムニバス・ショートホラー。「追霊」「導霊」「夢霊」「残霊」の全4話を収録。

他作品のレビュー評価が「星2~3」と評価されているのに対し、『トリツキ』は11レビューもありながら「星1.6」と明らかに低く評価されています。

う~ん、確かにパッケージの幽霊らしき無数の顔はぜんぜん怖くないです。たいてい、どんなに怖くないホラー作品も、パッケージの幽霊だけは恐ろしく描かれているんですけどね…。

とはいえ、僕はまったく怖くなさそうな『トリツキ』をすべて鑑賞しました。Amazonで酷評されているホラー作品は山ほどありますが、「学生映画」「B級ホラー未満」「ガンバレ」とレビュアーから評されている『トリツキ』はなかなか珍しいと思ったからです。

オウムガイちゃん
オウムガイちゃん
酷評されている作品って逆に興味出てくるよね、怖いもの見たさで…

 

結論からいうと、たしかに、『トリツキ』は他のホラー作品と比べると、映像描写、俳優さんの演技、カメラワークなど、さまざまな点が安っぽいです。

あまりにも安っぽくて、鑑賞数分で「トリツキはC級ホラー作品だ」と理解できてしまうほどです。

たとえば、作中の前半から登場する霊感知アプリの作動は、アプリ画面で描写されず、「霊感知レベル3」といった字幕のみの表現に留まっています。

また、子どもの幽霊が女性を追いかけるシーンは、カメラのブレが大きく少し画面酔いしそうになりました。もう少しカメラを安定して撮影することはできなかったのでしょうか?

とはいえ、そうした欠点がありつつも、僕は『トリツキ』を楽しむことができました。というわけで、この記事ではオムニバスホラーの『トリツキ』の良かった点を紹介していきます!

『トリツキ』が意外に好印象だった理由

オムニバスホラーの『トリツキ』が意外に好印象だった理由は以下にまとめられます。

女優さんが可愛い

非常階段の描写が怖い

驚かせる描写がない

『トリツキ』の好印象だったところを無理して絞り出してる感が否めないかもしれませんが、気にしないでください。僕は確かに上記の3点に『トリツキ』の素晴らしさを見出したのですから。

女優さんが可愛いから

トリツキを観て最初に思ったこと、それは「女優さんがかわいい!」です。

オウムガイちゃん
オウムガイちゃん
またそれだよ!

とくに、「追霊」の丸山未沙希さん、「導霊」の大江朝美(現・夢朝千代)さん、そして「残霊」の大部彩夏さんが印象的な可愛さでしたので、軽く紹介しておきます。

丸山未沙希さん

丸山未沙希さんは、2015年から2019年現在まで、テレビ朝日の長寿番組『秘湯ロマン』でナレーターを務めています。

大江朝美さん

大江朝美さんは、現在「夢朝千代(ゆめのとも ちよ)」名義で芸能活動を継続しています。

大部彩夏さん

大部彩夏さんは、残念ながら2017年に芸能界から引退してしまいました。

さんようちゅうくん
さんようちゅうくん
え~ん、悲しいよぉ…

非常階段の描写が怖いから

非常階段をテーマにした「導霊」が、なかなか怖かったです。

たしかに、「エレベーターが良く止まる」という前提条件は、定期的なメンテナンスが義務付けられているであることを考えれば「そんなことある?」と少し突っ込んでしまいました。

とはいえ、一人しかいないはずの非常階段を下りた時に上から鳴り響く「カンカンカン」という音は、なんだか現実味を帯びている気がして怖いと感じました。

皆さんは、夜道を歩いているときに、ふと後ろから気配を感じて妙に不安、恐怖を覚えることってありませんか?僕は、「導霊」を観て、そんな日常に潜む不安感、恐怖感を掻き立てられました。

「導霊」は、地味な描写が続き、最後のオチも「もう少し頑張れよ、脚本!」とツッコんでしまいたくなるようなものでしたが、『トリツキ』のなかでは一番好きな作品です。

驚かせる描写がないから

オムニバスホラー作品の『トリツキ』には観る者をとつぜん驚かせるシーンがありません。たとえば、『トリツキ』では、いきなり画面いっぱいに幽霊が「ワ―ッ!と」現れたり、大きな音が聞こえることがありません。

僕は、不意打ちのごとく、幽霊や大きな音が出てくる作品が大嫌いです。誰だって、突然幽霊や大きな音が出てきたら驚きますよ。まるで、ひと昔に流行ったブラクラのようで芸がないです。

『トリツキ』には、そういった芸のない描写がないから安心して観ることができますし、なにより制作スタッフの「雰囲気で怖がらせる」という姿勢に好印象を受けます。

たしかに、『トリツキ』はホラー作品としてほとんど怖いシーンがないC級作品です。

とはいえ、「雰囲気で怖がらせてやる!」と頭をひねりながら作られたC級作品と、安易なブラクラ的手法で怖がらせに来るC級作品のどちらに好印象を抱くかと言えば、明らかに前者ですよね?

少なくとも僕は、だんぜん前者のC級作品に好印象を抱きます!よって、『トリツキ』は怖くはないけど好印象なC級作品なのです!