どうも、カフェイン断ち生活を送っているあさひです。
皆さんは普段どれくらいカフェインを摂取しますか?僕は500mlペットボトルに入っているブラックコーヒーを愛飲していたので、けっこうなカフェインを摂取していました。
はい、「摂取していました」ということで過去形ですね。冒頭で書いたように、僕は今カフェイン断ちの真っ最中です。
カフェインを断っておよそ二か月が経った今、もはや「無性にコーヒーが飲みたい」と思うことはなくなりました。また、カフェインを断つことによる効果も感じ、本当にカフェイン断ちをして良かったと思っています。
とはいえ、ここまで来るのは決して楽な道のりではありませんでした。できれば、カフェイン断ちによる苦しみは二度と経験したくないです…。
ということで今日は僕の実体験を基に、カフェイン断ちの効果、そしてカフェイン断ちを行う際に気を付けるべき点を書いていきます。
Contents
なぜカフェイン断ちをするに至ったか
なぜカフェイン断ちをするに至ったのかについて書いていきます。
カフェインを摂取しないとエンジンがかからない
カフェイン断ちする前の僕は、カフェイン依存の状態にありました。
朝起きて、カフェインを摂取しなければ心身のエンジンが掛からず、コーヒーを飲むことが朝のルーティンと化していたのです。
また、エンジンが掛からないだけならまだマシで、カフェインを摂取しないと頭痛やだるさ、憂鬱感に襲われて廃人のような状態に陥ってしまう始末でした。今にして思えば、相当なカフェイン依存状態だったといえそうです。
カフェインを摂取しても絶好調になるわけではなかった
確かに、カフェインを摂取して不調を免れるなら、わざわざカフェインを断つ必要はないかもしれません。
しかし厄介なことに僕の身体は、カフェインを摂取しても絶好調になるというわけではなく、神経が高ぶり、逆にストレス耐性が低下していたように思います。
カフェインを摂取してもしなくても、結局は不調に陥っていたのが、カフェイン断ち前の僕だったというわけです。
果たして、カフェインに依存し、カフェインに振り回される状態が健全だといえるでしょうか。そんなはずはありません。というわけで、僕は断腸の思いでカフェイン断ちをすることに決めたのです。
カフェイン断ちしていた1週間の経過観察
カフェイン断ちを始めてから最初の一週間は、離脱症状に振り回され、本当に大変でした。
【カフェイン断ちの離脱症状】
●頭痛
●倦怠感
●鬱状態
●眠気
上記のようなカフェイン断ちの症状が一生続いていくとしたら、確実に僕の人生は終わっていました。
頭痛や倦怠感に苛まれている鬱状態で猛烈に眠い人なんて、廃人同然ですからね。
とはいえ、幸いなことに、カフェイン断ちから約一週間経過することで、頭痛や倦怠感といった離脱症状は消えていきました。
以下で、カフェイン断ちによる離脱症状の経過観察を記していくので参考にしてください。
1日目~2日目 強い頭痛、だるさ、強烈な眠気に襲われる
カフェイン断ち初日から2日目は地獄でした。カフェイン断ちの離脱症状により、ズキズキと頭痛がし、倦怠感、ネガティブ思考に襲われ、死にたいとさえ思ったほどです。
そして、尋常じゃない眠気に襲われました。とにかく眠く、布団が恋しいのです。I miss 布団状態とはまさにあのこと。
おそらく多くの方がこの時はじめて、いかに自分の脳がカフェインによってダメージを受けていたのかが実感できると思います。と同時に、カフェインへの強い欲求に襲われることでしょう。
ここでコーヒーを飲んだら楽になれる…
確かに、カフェインを摂ったら楽になれると思います。しかし、ここは必死にカフェインを摂取しないよう耐えましょう。
とにかくだるい。そして酷い頭痛、ネガティブ思考、強い眠気に襲われる。
3日目~4日目
カフェイン断ちを始めてから3日~4日目。まだ頭痛や倦怠感はあるのですが、少しだけ落ち着いてきました。
そして、今までは苦痛だった頭痛が、カフェイン断ちできているという実感と結びつき、心地よささえ帯びてきました。
とはいえ、コーヒーを飲みたいという欲求が消えたわけではなかったので、それなりに辛かったです。
身体の不調は、カフェインが身体から抜けてきている証拠なので、必死に摂取しないよう耐えましょう。
徐々に心身の不調は消えていくも、気を緩めず忍耐!
5日目~7日目
ここまでくると、禁断症状はほとんど消え、カフェイン断ち生活もだいぶ楽になってきます。とはいえ、やっぱりコーヒーが飲みたいという欲求は消えません。
このカフェインへの欲求は長く続くことになるので、気を緩めないようにしましょう!
離脱症状はだいぶ楽になってくる!しかしカフェインを摂取しないという強い気持ちは持ち続けるべし!
カフェイン断ちの効果は素晴らしい!そのメリットとは
およそ二か月のカフェイン断ち生活で感じた効果について書いていきます。
情緒が安定する
カフェインの影響を受けなくなったことで、神経が無駄に高ぶらず、情緒が安定したほうに思えます。
個人的なことですが、気持ちの高ぶりがマシになったことで、吃音の症状も少し軽くなったような気がします。
夜にぐっすり眠れる
カフェイン中毒だったころは、寝つきが悪く、布団の中で何時間も過ごしていました。
しかし、カフェイン断ちをしたことによって、寝つきもよくなりグッスリと眠れるようになりました。
結果としてQOLが高まることに。
片頭痛が無くなった
カフェインに依存していた頃の僕は、片頭痛に襲われていました。
しかし、カフェイン断ちしてからは頭の痛みが消えて本当に楽になりました。
お金が浮く
カフェイン中毒だった頃は、毎日缶コーヒーやペットボトルのコーヒーを買っていました。一本100円以上するので、今思えば結構痛い出費ですよね。
しかし、カフェイン断ちをしている現在は、コーヒー代を支払う必要がなくなったので、お財布にも優しい生活を送ることができています。
地味かもしれませんが、カフェイン断ちは経済的にも優しいのです。
カフェイン断ちの際に心掛けるべきこと
ここで大切なことを書いておきます。カフェイン断ちをする際に心掛けるべきことです。
【カフェイン断ちをする際に心掛けるべきこと】
●徐々にカフェイン摂取量を減らす
●長期休暇中に行う
●車や自転車の運転はしない
●ノンカフェイン飲料を飲む
カフェイン断ちは、将来的にあなたの生活の質を高めてくれる有効な手段である可能性が高いです。
とはいえ、カフェイン断ちによる離脱症状は、一時的にあなたの体調を大きく変えてしまい、日常生活に大きな支障を生じさせる可能性もあります。
そのため、カフェイン断ちに挑戦したい人は、事前に離脱症状による体調不良に備えるようにしましょう。
徐々にカフェイン摂取量を減らす
カフェイン断ちを考えている人は、徐々に摂取量を減らすようにしましょう。徐々にカフェイン摂取量を減らせば、頭痛や倦怠感といった離脱症状を軽くすることができます。
たとえば、今まで缶コーヒーを1日3本摂取していた人は、カフェイン断ち初日は2本に抑え、3日目からは1本に、そして5日目からは一切飲まないといった感じが良いでしょう。
ただし、「自分はそんな生ぬるいことはしない!初日からカフェイン全断ちだ!」という人は、初日からカフェインを一切断っても良いと思います。個人的には、そういう人は好きです。
とはいえ、いきなりカフェインの摂取をすべて断ってしまうと、離脱症状が凄いことになってしまう可能性があることは覚えておきましょう。
なるべく長期休暇中に摂取を断つ
カフェイン断ちは、心身ともに負担を掛けますので、できればお仕事の長期休暇中に行うのが最善かと思われます。
大袈裟だと思われるかもしれませんが、頭痛や眠気といったカフェイン断ちの離脱症状は、仕事の作業効率を大きく低下させます。
もしも長期休暇などがない場合は、比較的お仕事の負担が軽い時期にカフェイン断ちをおこないましょう。
車や自転車の運転は絶対にしない
カフェインを断っている状態では、強い眠気に襲われるので、車や自転車の運転は絶対に避けましょう。
カフェイン断ちによる倦怠感や眠気は、十分に事故の原因となりえるからです。
カフェイン断ち中の移動は、徒歩かバス、電車で行い、なるべく家でおとなしく過ごすようにするのが一番です。
ノンカフェインコーヒーを摂取する
カフェイン断ちをしていると、コーヒーの味が恋しくて恋しくて、頭がおかしくなりそうになってしまいます。
たしかに、毎日愛飲していた飲み物が一切摂取できなくなるわけですから、そのストレスは相当なものです。
そこで、カフェイン入りコーヒーの代わりに、ノンカフェインコーヒーを摂取することが選択肢に入ってきます。ノンカフェインコーヒーは、その名の通り、カフェインが一切検出されないコーヒーのことです。
カフェイン断ちをしている最中に、ノンカフェインコーヒーを摂取すれば、コーヒーを飲みたい!という欲求は満たすことができます(カフェインが入っていないので、身体的な離脱症状は避けられませんが…)。
カフェイン断ちを考えている人は、一度ノンカフェインコーヒーの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、完全に離脱症状が無くなったあとでも、ノンカフェインコーヒーなら、カフェインを摂取することなく、コーヒーの味を楽しむことができます。
カフェイン断ちは離脱症状が苦しいけど本当にオススメ!
さて、これまでカフェイン断ちについて書いてきました。
はい、カフェイン断ちして良かったですよ。
最初の数日間はカフェイン断ちによる離脱症状がとても苦しかったのですが、そのぶんの見返りは十分にあると思っています。
もしもカフェイン断ちをしようか迷っている人がいらっしゃるなら、是非とも頑張ってほしいです。もちろん、頭痛や倦怠感、眠気といった離脱症状を耐え抜く覚悟を持つことが前提ですが…。
僕もせっかくここまでカフェインを断つことができたので、これからも気を緩めずに継続していきたいと思います!